ADVANTAGE当社の強み

事業領域

事業領域イメージ

その開発課題をお聞かせください。

有機合成化学のファインケミカル開発支援型メーカーとして、
お客様の基盤技術にもとづく製品化の一翼を担います。

有機合成化学のスペシャリスト企業、黒金化成。ファインケミカルの受託開発を主に手がける、開発支援型メーカーです。現在、私たちの事業領域は大きく分けて3つ。創業からの 可塑剤生産で培われたエステル化反応を基に、オリジナルの共重合用モノマーであるマレイン酸・フマル酸エステル類の国内トップメーカーとして高い評価を得ている「Commodities」。さらに技術の質と幅を拡げ、印刷インキUV化など紫外線硬化タイプの製品普及を見越して開発し、当社ファインケミカルの原点となる光重合開始剤や医農薬中間体を扱う「Fine chemicals」。

そして現在の主力事業である、最先端の電子材料用の原料、特殊モノマーなど、特定用途の受託製造を行う「Specialty chemicals」。お客さまと共に課題解決に取り組むパートナーとして、共同研究も含め開発の初期段階から製品化に関わっています。フラットパネルディスプレイ(FPD)や半導体等の次世代電子製品、医薬品をはじめ、電気、住宅、日用品など、あらゆる用途の素材開発を支え、製品化をサポートします。

事業説明

開発スタンス・支援フロー

開発スタンス・支援フローイメージ

新製品開発の強力なパートナーとして。

迅速かつ柔軟な変化への対応と、高品質を生み出す体制が、
新製品の開発・立ち上げを支えます。

消費者や世の中のニーズの変化と多様化に対して、的確ですばやい製品開発が求められています。私たちは、お客様の信頼と満足を得る製品づくりを迅速に行うことを第一に考え、クイックレスポンスを実現する開発支援体制を敷いています。研究開発部門と、試作、生産部門を一か所に集めることで、お客様の要望が関係各部署にもれなくスピーディに伝わる緊密な連携を実現。

新製品開発・立ち上げのパートナーとして、研究開発の初期段階からお客さまと共に開発を行い、少量のサンプル合成や量産のためのスケールアップなど、開発フェイズごとのニーズに細かくスピーディに対応できるのが特長です。品質面に関しては、お客様の要求を充分満たすレベルの「ダストフリー・メタルフリー環境」での生産を可能としてます。多くの大手・中堅メーカーから取引いただいている事実が、私たちへの信頼の証です。

◆開発支援フロー

開発支援フロー図

研究開発

研究開発イメージ

開発から試作・量産へ。そのスピードに自信あり。

製品化のスピードを重視した体制で、
半世紀の蓄積の上に、既成概念にとらわれない挑戦を続けます。

受託開発型企業の目的は、お客様の求めるものをいち早く製品化することにあります。難易度の高い課題にもスピーディにお応えするために、黒金化成では研究開発拠点であるKTC(テクニカルセンター)を設け、全社員の2割が研究開発スタッフという体制で臨んでいます。

当社の研究開発部門の特長は、「ニーズにマッチした製品をいち早く確実に生産するための研究」であること。お客様の新たな要望にお応えする技術を開発し、黒金のノウハウをつくりあげるスタッフと、その結果を受けて試作を行い量産へ基盤をつくるスタッフを分けることで、研究開発を終えた製品はすばやく試作、そして本生産へと進みます。フラスコスケールから量産まで、流れを止めることなくスケールアップが可能です。

研究開発組織には、最新の技術情報をウォッチしながら、変化に応じて新たな技術にチャレンジする風土が根付いています。豊富なノウハウの蓄積が新たな開発につながる有機合成の世界。半世紀以上にわたる歴史の中で、このようにチャレンジを繰り返しながら培われてきた組織のスキルと実績が、他社には決して真似のできない技術につながっています。

研究開発フロー図

生産設備

生産設備イメージ

要求以上を追求します。「安心」という品質のために。

グラム単位からトンスケールまで。
ダスト・メタルフリーで高品位・高品質への要求にお応えします。

研究開発と製造の密な連携により、グラム単位のフラスコ・スケールからトン単位のプラント・スケールまで、必要な試作・生産をスピーディに行えるのが私たちの特長です。研究開発・試作、そしてクリーンな製造環境を要する高品質製品へのスピーディな対応が可能なKTC。より大型の各種反応設備に加え、光反応装置、また多種の遠心分離器機と乾燥設備を有し、効率的な大量生産に適した美濃加茂工場、及び知立工場。

それぞれの拠点で特色を生かした生産を行っています。フラットパネルディスプレイ材料、半導体材料から次世代電子材料など低メタル製品の高品質化に対応するための精製用に超純水供給設備。さらにはクラス100,000レベル(ISOクラス8相当)のクリーンルーム内にメタルイオンの混入を抑制する遠心分離機、乾燥設備を完備。ppbレベルでのメタルフリー、ダストフリー製品の安定生産を可能にしています。

また、必要に応じて生産設備の自社開発を行うなど、あらゆる角度から、時代と共に高まる品質要求に応えています。環境対策面では、周辺地域との調和ある発展の実現に配慮。排水処理は余剰汚泥を大きく減容化可能なシステムを採用しています。

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